「Forterの導入により、3Dセキュア義務化に伴うカゴ落ちのリスクを最小限に抑えながら、目視審査の完全自動化と決済完了率の向上を実現しました」

## SHIPSが、不正対策の自動化とシームレスなチェックアウト体験、そして売上成長をどのように両立したかをご紹介します。

### 課題

#### 3Dセキュア義務化への対応と運用負荷の軽減

日本を代表するセレクトショップである株式会社シップス（以下、SHIPS）は、公式オンラインショップおよびアプリにおいて、増加する不正利用への対策とそれに掛かる運用工数の増大という課題を抱えていました 。当初、SHIPSでは不正検知システム”A”と自社スタッフによる目視チェックを組み合わせて対策を行っていました 。しかし、1日約30件、年間で約8,700件にのぼる目視チェックは大きな運用負荷となっていました 。

さらに、2025年3月までに予定されていた **EMV 3Dセキュア（3DS）の導入義務化** は、大きな懸念材料でした 。全取引に3DSを適用した場合、パスワード忘れや認証エラーによる「カゴ落ち」が多発し、顧客体験（CX）の悪化と収益機会の損失を招くことが予想されたため、SHIPSはこれらを解決できる高度なソリューションを求めていました 。

### 解決策

#### リスクベースの認証コントロールと全自動判定

複数のツールを検討した結果、SHIPSはForterのFraud Management及び Payment Optimizationの採用を決定しました。主な決め手は以下の点です。

- **リスクベースの3DS制御**：ForterのAIが取引のリスクを瞬時に判断し、高リスクな取引にのみ3DSを適用します 。これにより、義務化を遵守しつつ、正当なユーザーへの摩擦を最小限に抑えます 。
- **アイデンティティに基づく高精度な判定**：グローバルで20億以上のアイデンティティ情報を活用し、与信前に全自動で正確な判定を行います 。
- **運用の完全自動化**：目視チェックや判定ルルールの手動更新を不要にし、スタッフをより生産的な業務にシフトさせます 。

### 導入結果

#### 決済完了率の大幅な向上と不正ゼロの継続

Forter導入後、SHIPSの公式オンラインショップおよびアプリでは劇的なパフォーマンス改善が見られました。

- **カゴ落ちの抑制と決済完了率の向上**：導入当初（2025年4月）の決済完了率は86%-88%前後でしたが、3DSの利用率を最小限に抑えつつ不正をブロックすることで、半年後の10月には **92%前後まで改善** しました 。
- **ブロック率（拒否率）の劇的な低下**：以前の3.0%（不正検知ソリューション “A”）から、Forter導入後は**0.016%（ユニーク件数ベース）**まで低下し、正当な顧客への誤検知を大幅に削減しました 。
- **不正被害の根絶**：導入後、不正チャージバックは **継続して0件** を維持しており、強固なセキュリティと収益保護を両立しています 。

**目視審査の完全撤廃**：年間8,000件を超えていた目視チェックが不要となり、運用コストと人的リソースの最適化を実現しました 。

#### 主な数値実績

- **92%**：決済完了率（導入半年の推移による改善）
- **0.016%**：現在のブロック率（導入前3.0%から大幅改善）
- **0件**：導入後の不正チャージバック発生数
- **100%自動化**：目視審査の削減率
